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空き家があれば解体しよう!


空き家は放置するよりも解体した方が楽

都市部をブラブラ歩いていると、明らかに「空き家」とわかる家を見かけることがあります。空き家とわかる理由は、外見がかなりボロボロになっているから。空き家が放置されている理由は、お金です。家を持っていると固定資産税が安くなるため、解体せずそのままにした方が得だからです。
しかし長年放置された空き家は、近所の大迷惑。法律も制定されたため、解体しないままでいるのは却って大損を招きかねません。将来的に住む予定がないのなら、思い切って解体した方が負担は軽く済みます。

解体工事のおおまかな流れ

解体工事の大まかな流れです。はずは足場を設置し、養生シートで建物を囲みます。養生シートは、粉塵や埃を防ぐ働きがあるシートのことです。耐久性が非常に高くなっており、どんな衝撃にも耐えることができる超万能シートとなっています。
家によっては、ブロック塀や庭の木を撤去。ブロック塀など解体の邪魔になるものがなければ、そのまま解体へと移ります。重機を使って豪快に解体するシーンを思い浮かべるでしょうが、手作業で壊すこともあるのです。解体の際に出てきた廃棄物の処理は、法律の制度に則って正しく処理。意外に思われるでしょうが、解体作業はかなり繊細なお仕事なのです。

大都会での解体工事の場合

地方都市ならばまだしも、大都会のど真ん中での解体工事となると大変です。東京や大阪で解体工事となると、考えるだけでも胃が痛くなる思いです。粉塵や埃が隣近所まで舞ってしまうと、大クレームどころの話ではありません。騒音だってかなりのものです。下手をしたら、裁判沙汰もありえます。もし解体する際には、予め近所に事情を説明した方が良いかもしれません。
また、家屋などの小規模解体を得意としている業者に頼むのも1つの方法です。工事前の挨拶回りは、業者自らが行う場合もあります。騒音や粉塵対策も、かなりの徹底ぶり。まずは、どういう形で工事が進められるのかを事前に聞くようにしましょう。そして事情をしっかり説明し、対応してもらうようにして下さい。