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建築と建設の違いは?

日本語は難しい

日本語は難しく、生まれた時から日本語を喋っている人でも混乱することがあります。例えば「町」と「街」。特に何もなければ「町」と表記されますが、大勢の人が集まり賑やかな場所は「街」と表記されます。
では「建設」と「建築」の違いは何でしょうか。どちらも「大きな物を建てる」という意味ですが、何がどう違うのかははっきりしないもの。関東で建設の仕事を検討しているのなら、両者の違いはしっかり把握しておきたいものです。

建築の意味は?

まずは建築の意味から。建築は、家やビルなどを含めた建築物をつくることを言います。生活拠点となっているご自宅も「建築」によって、建てられたものです。なお建築は建築物をつくるだけでなく、増築・改築・移築も含まれております。また門や塀“だけ”を家に備えるのも「建築」です。
建築の成り立ちについて深く掘り下げると、とんでもなく長くなるので割愛。ただ明治時代は「建築」ではなく「造家」と呼ばれていたそうです。造家のままでいれば、建築と建設の違いに混乱が生じることはなかったでしょう。

建設の意味は?

建設は建築を含めて、ありとあらゆる工事を総括したものを言います。もう少し簡単に述べると「建設」というグループの中にあるのが建築。家を「建設」と見立てるとしたら、家の中にある「部屋」が建築になります。
「建設」という家の中には「土木」「林業」「造園」等の部屋も、ございます。国が定めている決まりでは、29種類の建設業があることになるでしょう。

建設の種類は色々とありすぎる

29もある建設について1つ1つ説明するのは、難儀なこと。日常生活に直結している建設となると、1番は土木工事でしょう。土木工事とは、道路や橋を手掛ける工事を言います。また川にかける堤防も「土木工事」の大切なお仕事。天災でボロボロになった場所を元通りにするのも、土木工事の一環です。
地図に載る仕事でもあるので、ものすごいやりがいがあるもの。仕事そのものは厳しいものの、上手く乗り越えることができれば大きな自信に繋がるでしょう。