莫大なお金を動かす仕事
コンビニでカップ麺を購入するのなら、200円前後で済みます。しかし土木工事を進めるとなると、安く見積もっても7桁～8桁はかかるもの。土木工事のコンサルタントの仕事は、莫大なお金が動きます。
莫大なお金を動かしている仕事とはどういうものか、見てみましょう。
コンサルタントはプロデューサー
土木工事のコンサルタントの仕事は、簡単に言えば「プロデューサー」です。アイドルのプロデュースを進める際に、ファンに喜んでもらうように歌やダンスを考えます。ライブも開催し、盛り上げるでしょう。
土木工事のコンサルタントの場合、周辺地域の人が住みやすいように電気・水道・道路などの環境を整えます。まずは周辺環境を徹底的に調査。調査結果を元に計画をたてて、環境をプロデュースするのです。環境を整えるのはゼネコンになるものの、ゼネコンと連携する上でも土木工事コンサルタントはなくてはならない存在です。また工事が終わった後も、水道や電気がしっかり通っているかなどを点検。仕事は数年がかりです。
仕事の流れ
土木工事のコンサルタントの仕事の流れです。コンサルタントに仕事を依頼するのは、国や自治体などです。例えばどこかの都市の水道管が老朽化し、水質が悪くなったとしましょう。依頼を受けたコンサルタントは、どこの水道管がどういう形で老朽化しているのかなどを徹底的に調査。調査結果は「計画書」にまとめられます。
計画書をもとに、国はゼネコンに工事依頼。仕事を承ったゼネコンは、水道管老朽化に対応するという訳です。
責任重大のお仕事
コンサルタントの仕事に、間違いは絶対に許されません。実際に仕事に取り掛かっている人達は、様々な視覚を持っています。技術士・施工管理技士・管工事施工管理技士・一級建築士などです。当たり前ですが誰でも簡単に取れる資格ではなく、猛烈に勉強しても合格できるかどうかわからないほどの難関資格です。
言い換えれば、プロフェッショナルの集まり。素人ではどうしようもない部分でも、プロならばお手の物です。
