熊本県には熊本市を中心に様々な通所介護サービスが展開されています。その中には聞いたことがあるサービスやそうでないサービス、運営団体も社会福祉法人やそうでないところなど様々なところがあります。今回は、熊本県にある通所介護サービスの種類や運営団体について解説していきましょう。
熊本県の通所介護サービスの種類とは?
熊本県の通所介護サービスには、通所介護、(介護)通所リハビリテーションが挙げられます。通所介護とは、いわゆるデイサービスのことで、熊本県内の通所介護サービスの多くを占めます。ただ、サービス名が様々な呼び名になっており、熊本県ではデイサービスセンター、デイサービスといった呼び名のほかに、機能訓練を前面に打ち出したフィットネスデイサービスなどの呼び名でサービスを提供しているところもあります。これらの場所では、食事や入浴、機能訓練、排泄の介助といったサービスを提供し、快適に過ごせるようにしています。一方、(介護)通所リハビリテーションは、介護保険の枠組みで利用できるリハビリです。デイケアとも呼ばれるものです。介護老人保健施設、病院、診療所等に併設された施設、介護医療院に通って受けるサービスを指します。スタッフは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の専門職によって構成されているのが特徴です。
熊本県の通所介護を運営する団体は?
熊本県の通所介護を運営する団体は、様々な団体が挙げられます。主なものとして、社会福祉法人、医療法人、私企業、NPO法人などです。社会福祉法人は営利目的ではなく、介護などのサービスを中心とした事業を展開している団体で、熊本県にも多くの社会福祉法人が通所介護を運営しています。医療法人は、病院やクリニックを運営する組織が経営している通所介護で、通所リハビリテーションなどのサービスも提供しているのが特徴です。私企業は株式会社や有限会社といった組織で、実は熊本県に最も多い運営組織です。最後のNPO法人はそこまで多くありませんが、デイサービスを運営しているところもあります。
介護予防を目的とした通所介護もある
熊本県にはそこまで多くないものの、介護予防通所リハビリテーションもあります。これは主に介護状態になることを予防する目的で運営されている所です。運営母体は熊本県の場合、ほとんどすべてが医療法人で、病院やクリニックの付属施設として運営されています。