訪問介護とは?
訪問介護とは、介護員(ヘルパー)が直接訪問して介護を進めることです。広島の介護施設で、実施されています。食事介助・入浴・トイレの世話だけでなく、家事も承っています。「お手伝いさん」としてではなく、介護者が自立した生活を送るためにサポートするサービスです。
では訪問介護とはどういうことをするのか、詳しく見てみましょう。
家に来る人はどんな人?
自宅に来る人は、介護福祉士・介護員要請研修修了者・介護職員初任者研修修了者などです。漢字だらけの肩書ですが、基本的には介護の知識がある者ばかりです。
訪問介護で受けられるサービスは、身体介護と生活援助の2種類です。身体介護は食事や入浴介助、歩行介助に更衣介助も含まれます。また技術がある人物が訪問した場合は、ちょっとしたケアもできます。生活援助は、家事全般です。掃除・洗濯・食事準備・医療行為以外であれば、受けることは可能です。
訪問介護で受けられないサービス
ただし、何もかも訪問介護でサービスが受けられるとは限りません。対象となるのは、利用者のみです。また医療行為に関しては医師以外で行うのは、法律で禁止されています。
部屋の模様替え・家具修理・ペットの散歩は、訪問介護外です。また繰り返しになりますが介護の対象は利用者のみなので、介護者の家族の世話はおこなっていません。家族の食事を作ったり、子供の世話はしてくれないので要注意です。ただ介護保険外のサービスを活用すれば、訪問介護で受けられないサービスを受けられる可能性はあります。
訪問介護にかかる費用は?
訪問介護にかかる費用は、どれほどの要介護度者がどれだけ訪問介護を利用したかによってかわります。例えば要介護3の介護者が、週2日1日45分の訪問介護サービスを受けた場合は、月3160円かかります。身体介護を30分以上60分未満受けた場合、1回の介護につき395円かかります。1回につき395円の介護を週に2回受ければ、週790円。月に換算したら3160円になるという訳です。
ただし月3160円の費用は、あくまでも一例にしか過ぎません。参考程度にとどめておいて下さい。