つい先日までは残暑でエアコンのお世話になっていましたが、すっかり秋めいてきた今日この頃です。
保育園の子供たちがお散歩している姿は微笑ましいのですが、マスク姿の子供を見ると一日も早いコロナの終息が望まれます。
保育園内でも感染症対策のために3歳児以上の子供たちはマスクをつけて活動しています。
もちろん保育士たちもマスク着用。
感染予防のためには仕方がないことではありますが、マスクの悪影響も出てきているようです。
子供たちから表情が消える?
小さな子供は言葉が分かりません。
先生たちは子供たちの成長過程で、ほめたり、叱ったり、一緒に喜んだりする時には言葉とともに大げさなまでの身振りや顔の表情で接します。
そうすることで子供たちの情操も育まれていくからです。
「最近、子供たちの表情がなくなってきた」というニュースに触れたとき、大変なことが起きていると思いました。
先生がマスクをしていることで、顔の表情が分からず、だんだん子供たちの顔から表情が消えていっているというのです。
成長過程の根幹と言える大切な時期に喜びや悲しみが伝わらないことは、どのような人間形成がされていくかと考えると恐ろしくなってきます。
感染予防は必要ですが、口元だけのフェイスシールドなどを利用して表情が読めるように工夫することが望まれますね。
個性を大切にして豊かな感性を育てる保育園
熊本県上益城郡にある保育園は子供たち一人一人の個性を大切にして、豊かな感性を育てていくことを理念としています。
園生活で社会性を育てるとともに、様々な保育内容を取り入れて子供たちの個性を伸ばしていき、みんなが主人公に慣れる場所を目指して日々の保育に取り組んでいるそうです。