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赤磐市の福祉タクシーを利用した取り組みとは?

赤磐市は岡山県にある市で、2005年に発足したばかりの比較的新しい市です。
ここでは福祉タクシーを利用した福祉事業が行われています。
今回は、赤磐市とはそもそもどんな町なのか、そして福祉タクシー事業とはどんなものなのか中心に解説していきます。

赤磐市とは?福祉タクシー事業を行っている市についての紹介

赤磐市とは、岡山県の中部にある市で人口は4万人超です。
政令指定都市の岡山市と隣接しており、同市のベットタウンとして発展してきています。
もともと、 赤磐郡の別々の町として、山陽町、赤坂町、熊山町、吉井町が存在していましたが、平成の大合併でそれぞれの町が合併して誕生しました。
赤磐郡の地名をそのまま市にした経緯があります。
吉井川が市の北東部を流れ、市のほとんどが丘陵と森林という地形になっているのが特徴です。
ただ、市を走っている公共交通機関は、JRが一駅、循環バスが数本あるだけで、決して交通の便がいい町とは言えません。
そう言った点を補う政策として福祉タクシー事業が実施されています。

赤磐市の福祉タクシー券交付事業とは?

赤磐市の福祉タクシー事業は、福祉タクシー券交付事業と呼ばれるものです。
これは、高齢者や障がい者の外出を助けるために1人あたり年間24枚以内のタクシー初乗り基本料金を助成する事業です。
例えば、初乗り600円であればその分が無料になります。
これによって安価にタクシーが利用できるようになり、病院への通院などが容易になるという事業です。
ただ、全員が助成されるわけではなく、非課税世帯で75歳以上、身体障碍者手帳1~3級所持、療育手帳所持、精神障碍者保健福祉手帳1~2級所持という条件のいずれかをクリアしている必要があります。
また、条件が当てはまったら、速やかに郵送されるのではなく、市役所や支所の窓口で申請書の提出を行う必要があります。
その際、印鑑も必要なので、必ず用意しなければなりません。
条件が設けられているものの、年金生活者で年齢をクリアしていれば給付される可能性が高いので、該当するかたは利用しやすい制度です。