七五三。
わが子の成長を祝い、またこれからの健やかな成長を祈願する、子育て世代にとってはなかなか大きなイベントです。
地域によっても違うそうですが、女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳の11月15日前後にお参りするのが一般的と言われています。
現代は満年齢で行われることも多いみたいですね。
「お参りは秋でしょ?じゃあ準備は夏休みが終わったころでいいよね~」なんてお考えのアナタ!
それじゃあちょっと遅いかもしれませんよ!
七五三の記念写真はぜひ前撮りを
わが子のハレの日の姿、ぜひ写真に残したいですよね。
セルフもいいですが、フォトスタジオにお願いしたいご家族も多いのではないでしょうか。
ですが、一日で着付け・撮影・お参りをこなすことは、着物を着慣れないお子さんにとってはなかなかの負担に・・・。
せっかくなら、ご機嫌のいい笑顔で写ってほしいものです。
そこで大切なのが前撮り。
多くのフォトスタジオでは、半年以上前の春から前撮りシーズンが始まっています。
お参りの半年も前に撮影する必要なんてある?とお思いの方もいるでしょう。
しかしこの前撮り、”写真を撮る”以上に重要な目的があるのです・・・!
早期に前撮りするメリットとは?
大手のフォトスタジオでは、前撮りの特典として、お参り当日にも衣装をレンタルでき更には着付けをしてもらえるサービスがあります。
そのサービスを最大限に活用し生かすことこそが、早期前撮りをお勧めする最大の目的です。
・・・というのも、当然、多くのご家族が希望されるお参りデーは11月15日かその前後、お子さんもパパもお休みの土日に集中しがち。
時間帯についても、お子さんはお昼過ぎには眠くなってしまったり、また午後は祖父母を招いてお祝いのお食事会をするために、お参りは午前に済ませるパターンが多いようです。
つまり、日にちも時間帯も、予約の争奪戦に・・・!
お気に入りの衣装を希望する場合には尚更です。
七五三の本番はあくまでお参り。
お子さんのお気に入りの衣装を、希望する日の希望する時間帯に確実にレンタル・着付けしてもらうには、いかに早く前撮りを済ませて本番の予約を取るか!に掛かっているといっても過言ではないのです。
まとめ
むかしは幼くして命を落とす子供たちも多く、三歳、五歳、七歳まで無事に成長したことは一族にとって大きな喜びであり、それを神様に報告し感謝したのが七五山参りの始まりと言われています。
七五三はなかなか大変なイベントかもしれませんが、わが子の成長を実感できる大切な時間でもあります。
また、ママにとっても「私もよくここまで頑張ってきたな」と振り返る節目です。
きれいな着物を着て神社でお参りして・・・お子さまにとっても思い出に残る一日になるはず。
直前にバタバタと慌てるのではなく、親子とも心に余裕をもって希望通りの七五三参りができるといいですよね。