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絶対に防がないといけない事故!運送業の安全について

毎日のように発生している事故

残念なことに、運送業が引き起こした事故は毎日のように起きています。本来ならば絶対にあってはならないことですが、なぜ起きてしまうのでしょうか。
パトカーに衝突したトラックの話は、まだ良い方かもしれません。ちなみに衝突したトラックは逃走中で、警察が足取りを追っています。最悪なのは、死亡事故です。自転車に乗っていた女子中学生はトラックにはねられ、命を落としてしまったとのことでした。ドライバーは現行犯逮捕。人間だからこそ何かしらのミスはありますが、命を落とすようなミスは絶対にあってはならないのです。

事故の原因は病気?

ではなぜ、運送業に係る事故が毎日のように起きてしまっているのでしょうか。事故を起こしてしまった運送会社は、下手をすれば営業そのものができなくなります。国がまとめた調査によると、運転手の健康状態に原因があるとのことでした。くも膜下出血・脳内出血、心筋梗塞も報告されています。
運送業に係る年代は、そこまでばらつきはありません。24歳以下の人はかなり少ないものの、かといって60歳以上が占める割合が飛び抜けて多いとも言えないのです。割合が多かったのは、いわゆる「働き盛り世代」です。

真の原因は過労と睡眠不足

しかし病気が原因で事故が起きるケースは、数多く報告されています。そこで見ておきたいのは、過労です。事故が起きる時間帯を分析してみると、深夜~早朝に多く発生しているのが判明しました。
なお実際に、睡眠不足が原因による死亡事故も発生しています。

運送業の取り組み

繰り返しになりますが、事故は絶対にあってはいけません。千葉の運送業を営む会社では、事故を防ぐために安全に取り組んでいます。無理な運行は絶対にしない・させない、ドライバー教育の徹底。運行管理の徹底や、ドライバーの生活習慣の改善に取り組んでいました。
また他の会社では、安全に関する反省点も公開。安全意識がバラツキ気が緩んでいたことも、しっかり公表しています。小さいことですが、積み重ねていけば命を救う鍵になるのです。