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安全が一番!安全第一の工事

朝礼する理由は?

東京だけでなく全国各地の鉄骨工事で行われるのは、朝礼です。日本では当たり前過ぎる光景になりますので、今更語るまでもないでしょう。しかし鉄骨工事での朝礼の様子は、世界の度肝を抜きました。
工事現場ではチームワークが絶対不可欠。1人でもラフプレーをする者がいれば、生命にも関わりかねません。でも海外における工事現場は、かなり悲惨なところもあります。エアコンの室外機の取付工事だけでも、冷や冷やするほどです。

ひみつ道具で安全を守る

鉄骨工事に関わる人は、ありとあらゆる道具を用いて安全を確保します。まずは安全ネット。東京で鉄骨工事となると、自然と高い場所での作業も多くなるでしょう。万が一足を踏み外して落下となったら、ただでは済まされません。そこで安全ネットの出番。ショックに強い糸で作られていますので、どんな状況になっても大丈夫。
また資材落下を防ぐために、建物全体を覆うネットも活用されています。作業員は注意に注意を払って作業をしています。でも万が一のトラブルで、資材の落下もあり得ること。そこでネットを覆うことで、資材落下の危険性を回避しているという訳です。

工事現場の安全は建物の安全に繋がる

工事の安全は、建物の安全と直結しています。建物の安全については、法律で厳しく決められているほど。建物に関する法律の厳しさは、日本はトップクラスと言ってもいいでしょう。
建物の階上にどんなに重い物を持ち込んでも、びくともしないことが大前提。「当たり前では?」と思われるでしょうが、当たり前ではないのです。建物に負荷がかかればかかるほど、崩壊の危険性もあります。

高層ビルを支えているのは?

よく考えてみて下さい。東京にある高層ビルの場合、階下にかかる負担はものすごいものになります。でも崩壊はせずに多くの人が行き来しているのは、鉄骨工事に携わった職人の技術があってのこと。
最近は工事の機械化も進んでいますが、人の手が関わる部分もまだまだたくさんございます。普段は街中でただ見るだけの鉄骨工事。裏を探ってみると、とんでもない技術の塊でした。