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築年数の古い家はベランダに要注意

あれはちょうど去年の今頃だったかと思います。

大雨が続き、全国各地で土砂崩れや洪水、浸水などの被害がニュースになっていたころ、築20年近く経つ実家でとんでもない事態が起きました。

リビングの天井からポタポタと雨漏りがしだしたと思ったら、壁伝いにザアーと水が降ってきたんです。

その日は雨も降っておらず、さらにリビングは1階で、2階には部屋があるので雨漏りが起きるはずがありません。

2階の部屋を見ると特に濡れているところはありませんでした。

原因はベランダ

とても不思議でしたが、業者を呼んで確認してもらうと、原因はベランダでした。

ベランダの防水加工が経年劣化で機能しなくなり、ほんの少しの隙間から徐々に水が天井裏に入り込み、逃げ場のない水がとうとう耐え切れなくなって天井から染み出してきたのです。

長く降り続いた雨が何日もかけて天井裏に溜まっていたんですね。

結果リフォームへ

リビングは家具も含めて使い物になりません。

天井はもとより壁紙も床もすべて張り替えることに。

ここまで大掛かりな補修が必要なら、いっそのことリフォームしようということで、間仕切りを取ってリビングをひろげ、アイランドキッチンとカウンターを設置しました。

もちろんベランダの防水工事も完璧に行いました。

ベランダの防水の耐用年数は10年

東京で防水工事を行っている業者によると、ベランダの防水の耐用年数はおよそ10年ほどだそうです。

さらに5年に1度程度定期的に点検をおすすめしています。

築年数の古い家は特にベランダに注意が必要ですね。