広島県は瀬戸内海に面し牡蠣などの海産物が豊かでありながら、中国地方で最も栄えている県となります。
ほかにも、厳島神社などの観光地や野球・サッカーといったプロスポーツチームも有名です。
そのような素晴らしい土地で自分のスキルを活かせる職業で働けることはとても魅力的ですよね。
今回は広島県で鳶職として就職した場合の年収や仕事内容について調査しました。
広島県における鳶職の需要は？
はじめに、広島県における鳶職の需要についてご紹介します。
広島県の人口は年々減ってきてはいるものの、中国地方の中では1位の県人口を有しています。
また、広島県の鳶職に関する求人数を確認すると、平均440件の求人が募集されており、直近1ヵ月でも150件を超える求人が追加されています。
これは中国地方のどの県よりも多い求人数です。
以上の理由から、広島県の鳶職における需要は中国地方の他県と比べると非常に高いということが分かります。
鳶職の年収・仕事内容
鳶職の年収は、経験やスキル、案件の規模によって異なりますが、平均的な年収は約300万円から500万円程度とされています。
初年度の給与はやや低めですが、経験を積むことで着実に収入を増やすことができる職種です。
一般的な仕事内容としては、足場の組み立てや解体、鉄骨の組み付け、高所作業などが含まれます。
厳しい労働条件もある一方で、チームでの協力や完成した作品を見たときの達成感は、鳶職ならではの魅力と言えるでしょう。
また、近年の働き方改革の流れから週休2日制の導入が各企業で進められています。
鳶職に就職するためのポイント
鳶職への就職を考える際には、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
①体力づくり
鳶職は肉体労働が中心です。体力をつけておくことで、日々の作業により一層の安定感を持つことができます。
②資格取得
とび職に必要な「足場の組立て等特別教育」や「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」を受けておくと、すぐに現場で働くことが可能です。
③コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は場合によっては命に係わるほど重要な問題となります。
相手の話を聞く、自分の意志を伝えるコミュニケーションスキルを高めておきましょう。
