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ODMとは?

ODMとOME

ODMは「Original Design Manufacturing(Manufacturer)」の略です。無理やり日本語にすると、「オリジナルデザインの開発」です。デザインから製造までを引き受けるのが、ODMです。
しかし似たような内容の業種で、OMEがあります。ODMとOMEの療法を承っている会社も少なくありません。内容はODMと同じで、商品の生産を承るものです。ではODMとOMEの違いは、どこにあるのでしょうか。

ODMについて

ODMとは、先程も説明した通りデザインから製造までを引き受けるお仕事です。基本的には、アパレルメーカーから委託を受けた上で生産されます。ODMを日本語にすると「オリジナルデザインの開発」ですが、別の意味では「委託者ブランドによる設計・生産者」とも訳すことができます。OMEは、商品のデザインや設計はいたしません。アパレルメーカーから受けたデザインを元に生産に取り組みます。
ODMの最大メリットは、人件費削減につながることでしょう。企画そのものは委託ブランドに任せているため、デザイナーやパタンナーを置く必要はありません。

ODMのメリット

またサイクルが早いのも、ODMのメリットです。ファッションの流行は、目まぐるしく進んでいます。特に、レディースアパレルの流行速度は凄まじいものがあります。生産した当時はトレンド最先端でも、店舗に売り出した時点で流行遅れになっては、どうしようもありません。
でもODMであれば、レディースアパレルの流行真っ最中にアイテムを売り出すことが可能。流行アイテムとなれば、大きな売上も見込めるでしょう。

今求められているアイテムは?

平成時代であれば、安く大量生産できるアイテムが重宝されていました。しかし安く大量生産できるアイテムは、令和時代では見向きもされません。今はワンランク上のアイテムが、熱い注目を浴びています。
今まさに求められているのは、自分だけのオリジナル。「服は○○でなければならない」ではなく、「私が着たい服を選ぶ」がトレンドになっているのです。