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山梨県を流れる川と橋梁

山梨県を流れる川に笛吹川という素敵な名前を持つ川があります。

笛吹川の由来は、民話で語られる笛吹権三郎にあり、川の流れる音が権三郎の吹く篠笛の音のように聞こえることから笛吹川と呼ばれるようになりました。

笛吹川は富士川町で同じく山梨県を流れる釜無川と合流し、富士川となって駿河湾へと流れています。

これら山梨県を流れる川には多くの橋が架かっていて、常にどこかで橋梁工事【山梨の橋梁工事】が行われています。

山梨県橋梁長寿命化実施計画

頑健な橋にも寿命があります。

一般的に橋梁の寿命は50年~60年と言われていて、寿命を迎えた橋は架け替え工事を行っています。

しかし、高度成長期に集中して建設された橋梁が寿命を迎える時期が近づき、このままでは架け替え工事が間に合わなくなる事態となります。

そこで山梨県では「山梨県橋梁長寿命化実施計画」を策定ししました。

「山梨県橋梁長寿命化実施計画」では、重点的に橋の点検を行い、こまめに小さな瑕疵の補修をして橋梁の寿命を引き延ばし、さらに管理費の削減を図るという計画です。

この計画に基づき山梨県では橋梁工事が行われています。

富士川は日本三大急流

富士川は山梨県と静岡県を流れる富士川は日本三大急流と呼ばれています。

令和2年7月集中豪雨では三大急流の一つ球磨川が氾濫し、大変な被害がありました。

7月末の豪雨ではもう一つの三大急流「最上川」でも氾濫し、多くの浸水被害がありました。

三大急流の一つである富士川は近年氾濫の被害は起きていませんが、かつて経験のない自然災害が起きる昨今では十二分の注意が必要となるでしょう。