食卓に欠かせない食材といえば、やっぱりじゃがいも。煮ても焼いても、どんな料理にも寄り添ってくれる頼れる存在ですよね。そんな中で、私が最近注目しているのが愛媛県産のじゃがいも。これがまた、素材の力を感じさせてくれる美味しさなんです。
段々畑が育むじゃがいもの魅力
愛媛の海辺に広がる段々畑で育ったじゃがいもは、見た目はちょっと素朴。でもその中には、ぎゅっと詰まった旨みと、ホクホク感が隠れています。太陽の光をたっぷり浴びて、潮風にもまれながら育つその環境が、皮まで美味しい新じゃがを作ってくれるんです。
春先に出回る早掘りの新じゃがは、特におすすめ。皮が薄くて柔らかいから、私はいつも皮ごと調理します。サッと洗ってオリーブオイルでローストしただけで、立派なごちそうに。素材の良さがダイレクトに味わえます。
家庭料理にぴったりの万能食材
じゃがいもって、本当に万能。肉じゃがやポテトサラダはもちろん、私はよくグラタンやコロッケにも使います。愛媛のじゃがいもは水分がほどよく、加熱してもベチャッとせず、ホクホクのまま仕上がるのが嬉しいポイント。コロッケの中身にすれば、冷めても美味しく、お弁当にもぴったりです。
そして、子どもたちにも大人気。蒸したてのじゃがいもに塩とバターを乗せるだけで、あっという間になくなってしまいます。素材の味がしっかりしているから、シンプルな調理法ほど美味しさが引き立ちます。
地元の風土が生んだ味をぜひ家庭に
愛媛の自然と農家さんの丁寧な手仕事が育んだじゃがいも。派手さはないけれど、毎日の料理に使うからこそ、こういう素材の良さがじんわりと効いてくるんです。地元では収穫体験イベントなども開催されているようで、季節になれば観光と一緒に楽しめるのも魅力的ですね。
スーパーや直売所などで「愛媛産」と書かれたじゃがいもを見かけたら、ぜひ一度試してみてください。普段のレシピがちょっと特別になる、そんな小さな幸せが見つかるかもしれません。