ティッシュペーパーといえばエリエール。
全国のシェア率もダントツに高く、知らない人はいないのではないでしょうか。
そろそろ収まってきましたが、花粉症の季節にはローションティッシュが欠かせず、大変お世話になりました。
エリエールの生まれ故郷は愛媛県四国中央市。
四国中央市は紙の街として有名ですが、なぜ紙の街になったのでしょうか。
四国中央市が日本一の紙の街となった理由
もとは手作りの和紙から始まったそうです。
江戸時代に和紙の製法が伝えられて、農家の副業として和紙作りが行われるようになりました。
四国山脈を控え、紙の原材料となる木材が確保しやすく、さらに水資源が豊富なことから製紙業が発達していったのでしょう。
また、港があるので木材チップの輸入や製品の出荷がしやすかったのも栄えた理由の一つと言われています。
もう一つの製紙の街富士市も、同じように富士山の伏流水が豊富で、田子の浦港があるため、製紙工場が林立しています。
印刷会社もたくさんある?
紙と印刷は関係性が深く、四国中央市には印刷会社も多く、色々なニーズにこたえています。
例えば、段ボールの印刷。
段ボールの面は凹凸があるためフレキソ印刷で印刷します。
フレキソ印刷とは凸版印刷の一種で、印版に弾性があるためデコボコした段ボールにもきれいに印刷することができるのです。
その他にもシール印刷や包装資材の印刷など、会社ごとに得意分野があるようです。