ペット用の手術糸にはどんなようなものか
ペットの去勢や避妊手術をした際に抜糸をするところとしないところがあります。
特に自身で多頭飼いの方は両方の経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
違いがあるのか気になりますね。
従来の縫合糸には絹やナイロン糸が使用されています。
ペット用の縫合針にはタンパク質で溶ける糸があります。
素材は動物の腸で作られています。
東京の縫合糸で溶ける糸を使用しているのは皮内縫合と呼ばれます。
野良猫に対して行われます。
抜糸が必要なのは傷口を保護する必要があります。
エリザベスカラーをまいて手術着を着せますが野良猫には難しいです。
おとなしくするのも難しいことなどから選ばれています。
抜糸はいつぐらいに溶けるのか
東京の縫合糸の従来型と溶けるタイプの選び方は先生の判断によります。
動物病院で取り扱っている設備によっても選択肢が違います。
皮膚の厚みがあるか、おとなしくできる子かなどペットの状態によっても異なります。
近年縫合することによって糸が傷口に食い込んで内臓を圧迫していることが報告されています。
特にミニチュアダックスフンドやチワワに起こりやすいです。
症状は傷口の腫れや体液がもれることやおしっこが出なくなるなどがあります。
自身のペットは術後すぐには元気はありません。
回復しないような場合や、手術着に血がついているなど変わった様子があれば再受診を行なってください。
解けない人が危険性は0とは限りません。
外から糸が見えているほうが術後の経過がわかることもあるからです。
東京の縫合糸が体内に吸収される時期もさまざまで1、2か月で吸収される例もあります。
6ヶ月経つとほぼ体の中に吸収されていくというデータがあります。
約1週間後再受診をして傷口の状態よければ抜糸になります。
飼い主さんの都合により抜糸の日に再受診できない場合もあります。
数日遅れても大丈夫です。
動物病院に相談してみてください。
