在庫管理は徹底的に
どんな物でも、在庫や流通の管理は大変な作業です。特に大変な作業を強いられるのは、医療関係のものでしょう。医療品に「在庫不足」は、許されません。逆に「過剰在庫」も、認められないもの。管理が非常に難しく、コストがかかるからです。
また医療品の物流にも、注意が必要。命をも大きく左右しかねないものになるので、ものが届かないという事態は何が何でも、防がなければならないのです。そこで取り入れているのが、SPDとよばれるシステムです。SPDの取り入れにより、管理がしやすくなります。
SPD導入前の話
ではもともと、どういった管理を行っていたのでしょうか。SPDを投入していない頃は、各病院で対応。医療関連のアイテムの中には、期間が過ぎたら処分もしなければいけません。処分するにはお金がかかります。
担当していたのは、病院で働く職員。中には看護師として、働いている方もいました。勤務時間がどうしても長くなりますので、携わっている人への負担はものすごいもの。人間なのでミスも発生し、過剰在庫や死蔵品を多く抱えているところも少なくなかったのです。
SPDとは?
そこでSPDです。Supply Processing & Distributionで「SPD」。医療品の管理を外注化することにより、病院の負担を軽減する働きがあります。今まで各病院でおこなっていた在庫管理を一元化し、まとめて管理。そして的確に在庫を回して、安定供給を図ります。
SPDを導入したことにより、10%のコスト削減にもつながったそうです。今後病院の運営にあたり、SPDを避けることはできません。
病院経営の救世主
SPDを使った医療品の管理は、広島の会社でおこなっています。会社ではカウンセリングを通して、現状を確認。現状から問題点を見出します。問題を解決するために必要となるコストを算出。お互いが納得できたら、実践となります。
なお手掛けているのはSPDだけでなく、業務効率化や経営支援も実施。医療品だけでなく、電子カルテや医療会計システムも手掛けています。もし病院運営につまずきを感じたのならば、一度問い合わせてみるのも悪くないでしょう。