楽しく平凡な毎日

料理や読書、飼っているネコのことなど

日本の世界遺産ご紹介!

日本の世界遺産をご案内します

世界遺産に登録されている場所は、1121件(2019年時点)です。人類の歴史上最も重要な場所を「世界遺産」として登録。3つに分類され、保護に務めています。
日本も世界遺産に登録されているところは、いくつかございます。そこで、日本の世界遺産をご紹介しましょう。

奈良県のお寺

日本で初めて世界遺産に登録されたのは、奈良県にあるお寺。世界最古の木造建築であり、大変貴重な仏教の建物として世界遺産に登録されました。
明治時代に「廃仏毀釈」といって、仏教撤廃の動きが盛んになりました。宗教の自由をおかすのは誰であっても許されるはずがなく、後に撤廃。貴重な文化財を保護する法律により、手厚く保護されています。

大阪の古墳

令和になってから世界遺産に指定されたのは、大阪府にある古墳です。1500年ほど前に、政治の中心地だった大阪。鍵穴のような形が特徴的です。
古墳は日本全国各地にございますが、大掛かりな古墳は大阪にしかありません。なお古墳そのものに立ち入ることができないので、ご注意下さい。

平和を伝える広島のドーム

世界遺産に登録されるのは、何も文明を象徴するものではありません。時には人類の大失態を示すものも、世界遺産として登録されています。広島にある原爆ドームです。元々は、広島の産業発展の礎として建てられた建物でした。しかし核兵器により、無残にも散ってしまいます。
核兵器の使用や所有は、絶対に許されるものではありません。今日も人類への警告として、悠然と広島の大地に建っています。

信仰の尊さを伝える平戸

長崎の平戸も、世界遺産に登録されています。かつて日本はキリスト教を禁じていました。「神の前では誰でも平等」という教えは、幕府の根幹を揺るがしかねない教えです。そこで幕府はキリスト教弾圧に乗り出しました。十字架や教会は次々と破壊。教会から寺や神社へ信仰が向かうように、促したのです。
しかし神様を信じる人の心までは、弾圧できません。そこでバレないように、密かにキリスト教を信仰。隠れてキリスト教を信仰していたとされる場所は、今も残っています。