土地の境界線にまつわるトラブルはよくある話の様です。
境界線トラブルでお隣との関係が悪くなってしまうのは、避けたいところですね。
境界線でトラブルになりそうなときは、土地家屋調査士に相談して、正しい境界線を確定してもらうと良いです。
高知の土地家屋調査会社では、登記につき必要な土地・家屋に関する調査・測量や申請手続きの他、境界線のトラブルなどについての相談も承っています。
実際に会った境界線トラブル
私の知り合いの家の話です。
3代にわたりそこの土地で暮らす知人の家は、区画の中で一番古くから住んでいます。
知人の家は大通りに面していて、奥に向かって私道があり、両脇に数軒の家があります。
古くなった家を建て替えることになった時、調査をしたところ、私道の幅が変更されていて、図面上では自分の土地の一部が私道となっていたことが分かりました。
建て替えの時まで気づかなかったのですが、数年前に隣家が建て替えする際に、現在の法律では私道の幅が狭いため、建て替えが出来なくなっていたため、私道を広げる手続きを行っていたようでした。
もちろん、勝手にはできないことで、その際には知人の家に印をもらいに来たそうですが、詳しい説明もなく、私道の使用のお願いの体で訪ねてきたそうです。
ご近所のことでもあるので、軽い気持ちで捺印したところ、いつの間にか一部の土地を無償で提供したことになっていたのです。
挙句に、隣家が建てた塀も境界線を示す境界標が移動されていて、自分の土地に建てられていたことが分かりました。
このトラブルはなかなか解決できずに、お隣との関係も悪くなってしまったそうです。