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歯科治療でも起こりえるアナフィラキシーショック

何年か前の話ですが小さなお子さんが虫歯の治療中にアナフィラキシーショックで亡くなったという事故がありました。

虫歯の治療で命の危険があるなんてとても考えづらいことですが、そんなこともあるんですね。

歯科治療には麻酔は欠かせないものですが、麻酔薬によってアレルギーを引き起こすことがあるそうです。

特に麻酔薬を使用するのが初めての小さなお子さんの場合、事故が起きる可能性が通常よりも高くなるため、先生は患者さんの様子を見ながら注意して治療を進めていくそうです。

もしもアナフィラキシーショックが起きてしまったら

緊急処置を施すとともに、速やかに救急要請を行います。

デンタルファーストエイド99キットという緊急事態時に対応する応急処置を目的とした、医薬品と医療器材セットがあるので心配な方はかかりつけの歯科医院に問い合わせてみたらよいかもしれませんね。

アナフィラキシーショックを起こさないためには

すべての患者さんに絶対にアナフィラキシーショックを起こさない歯科治療はありません。

歯科治療に用いる器具や薬品には色々なアレルゲンが含まれているからです。

事故を起こさないようにするには問診時に自分のことだけでなく、血縁者のアレルギーなどについても相談しましょう。

またもしもの時に速やかに対応できる歯科医を選びましょう。